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【ラブライブ】今を全力で楽しむ! きっと青春が聞こえる【SS】(19:00)

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2VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 22:46:44.85 ID:xNVIRxRoo

連日雨が降る中

今日は珍しく朝は
晴れていたので、
私の親友、高坂穂乃果は
いつもの3倍元気で…
今日こそ練習だ!
…と意気込んでいました…

私はその元気に
呆れながらも、
穂乃果と同様に
久々の太陽の下での練習を
待ち遠しく思っていました

しかし…

ザアアアアアアアア

海未
「雨ですね…」

穂乃果
「うわぁぁぁん!また雨!」

穂乃果
「酷いよ!雷様の馬鹿!」

ピカッ

ゴロゴロッ!

穂乃果
「ひぃぃぃぃぃ!」


「あーあ、
 雷様怒らしたんちゃう?」

ことり
「あはは…」

穂乃果
「ごめんなさい!
 ごめんなさい!」

ザアアアアアアアア


「雷は止んだにゃ」

真姫
「雨は降り続けてるけどね」

穂乃果
「これじゃあ
 練習出来ないよー!」

絵里
「仕方ないわよ、梅雨なんだから」


3 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 22:48:07.77 ID:xNVIRxRoo
にこ
「最近、雨続きだって
 言っても、
 ここまでキツい雨は
 珍しいわね」 

花陽
「そうだね~」 

ことり
「今日も大人しく
 廊下を使わせて貰う?」 

絵里
「はぁ…
 それしか無いわね」 

穂乃果
「ええーっ!?」 

穂乃果
「また、廊下なの!?」 

穂乃果
「廊下やだー!」 

穂乃果
「狭いから動きにくし…
 音楽は小さいし…」 

また穂乃果の
ワガママが始まりました 

穂乃果はいつも、
どうしようも無いことばっかり、
駄々をこねるんです 

海未
「穂乃果」 

海未
「自然現象なんですから
 仕方ないでしょう?」 

海未
「我慢するしかありませんよ」 

穂乃果
「ぶぅぅ…」 

4 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 22:49:30.76 ID:xNVIRxRoo

でも穂乃果は
どうしようも無い
ことだとわかると、
すぐに引き下がるんです 

それなら最初から
言わなければいいのに… 

穂乃果
「はぁぁ…
 いつまでも
 沈んでられないよね!」 

穂乃果
「みんな!始めよ!」 

全員
「うん!」 

穂乃果の一言で
場が引き締まります 

特別に勢いが
あったわけでもなく、
穂乃果の声が
厳しい訳でもないのに 

全く不思議でなりません 

何故、穂乃果の声に
こんなにも
惹き付けられるのか… 

私たちのリーダーは
不思議な力を持っています 

穂乃果
「海未ちゃん!」 

海未
「あ、はい」 

穂乃果
「今、少し
 ボーッとしてたけど…
 大丈夫?」 

海未
「だ、大丈夫ですよ」 

ふぅ…練習に
集中しなければ…

5 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 22:53:11.76 ID:xNVIRxRoo

廊下での練習は
やはりというか…捗らなくて… 

海未
「やはり狭いとダメですね」 

海未
「動きにリアリティーが
 無くなります」 

絵里
「やっぱりそうよね」 

「仕方ないわな…廊下やし」 

「これも全部雨のせい…」 

「うぅ…走り回りたいにゃ~」


穂乃果
「穂乃果も~!」 

にこ
「お馬鹿なあんたら
 二人はグランドでも
 走ってきたら~?」 

穂乃果
「土砂降りだよ!」 

「っていうか
 にこちゃんだって
 馬鹿な癖に!」 

にこ
「ニコッ!?」 

談笑が始まり、
練習が一時中断されます 

海未
「はぁ…」 

いつもは厳しく
指示を出す私ですが、
この時ばかりは…溜息 

雨の日は嫌いです 

外の空気と同じく、
私の気分まで
じとじとしてしまって 

花陽
「でも来週には
 天気も
 回復するって聞いたよ!」 

ことり
「本当に?
 じゃあそれまでの辛抱だね!」 

穂乃果
「それ本当!?」 

穂乃果
「やったぁぁぁぁ!」 

海未
「穂乃果、声が大きいですよ」 

穂乃果
「あっ…えへへ、ごめんね~」 

6 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 22:54:14.89 ID:xNVIRxRoo

絵里
「少し早いけど…
 休憩にしましょうか」パンッ 

放たれる休憩の合図… 

私は窓の外を眺めます 

見えるのは
ぐしゃぐしゃになった
グランド一面 

しばらく経って、
話しかけてくる穂乃果 

穂乃果
「海未ちゃーん!
 なに見てるの?」 

海未
「グランドですよ」 

海未
「きっと雨が止んだら、
 ソフトボール部の方達が
 まだ湿ったグランドで
 練習するんでしょうね」 

穂乃果
「うへー、きっと
 ドロドロになっちゃうよ!」 

海未
「そうですね」 

ソフトボール部の方達に
心の中で小さく
「ファイトです」と呟く 

穂乃果
「でも、たまには
 ドロドロになるのも
 いいと思わない?」 

海未
「はぁ?」 

穂乃果
「きっと凄く気持ちいいよ!」

7 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 22:55:18.83 ID:xNVIRxRoo

気持ちいいですか…
そうなんでしょうか 

海未
「でもきっと面倒ですよ」 

海未
「下着も何もかも
 ドロドロになりますし」

穂乃果
「はっ!そうだった…!」 

海未
「考えないんですか?
 そういうこと」 

穂乃果
「えへへ、
 目の前の事以外は
 あんまり…」 

海未
「まったく…」 

まったく…
穂乃果は昔からこうです 

後のことを考えない…
いつも目の前の事を全力で… 

呆れ果てます 

でも、そういう後先考えない
穂乃果のパワーによって、
いつも私は引っ張られてきた…
そう思うと 

何だか少し後ろめたい
気持ちになって

9 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 22:56:14.22 ID:xNVIRxRoo

絵里
「そろそろ、再開しましょうか」 

物思いにふける
時間のはおわりです 

まったく…
雨の日はどうしても
色んな事を考えてしまって… 

また、練習にもどらないと 

・・・・ 

絵里
「はい!
 今日の練習はここまで!」 

練習終了の合図

また穂乃果が文句を言います 

穂乃果
「ぶぅぅぅ!
 やっぱり廊下じゃ
 全然練習した気に
 ならないよー!」

「まったくにゃ!」

10 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 22:57:58.98 ID:xNVIRxRoo

「これも雨のせいにゃー!」 

ことり
「まあまあ、仕方ないよ」 

真姫
「自然現象だもの」 

「雨が降らんと
 困るのはうちらやし」 

穂乃果
「むぅ…」 

穂乃果
「ん?」 

窓の外…
光が差し始めます 

穂乃果
「なぁぁぁ!?」

穂乃果
「晴れてきた!?」 

にこ
「あちゃー」

絵里
「練習を終えた途端
 晴れだすのね」 

花陽
「ついてないね~」 

これには
私も苦笑いを浮かべます 

海未
「まあ、
 こんな日も…ありますよ」 

11 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 23:00:02.13 ID:xNVIRxRoo

穂乃果
「むぅぅぅ」 

海未
「穂乃果、帰りましょうか」 

穂乃果
「うぅ…」 

海未
「そんなにショックでした?」 

穂乃果
「うん…」 

海未
「来週は安定して
 晴れると花陽も
 言っていたじゃないですか」 

海未
「もう少しだけ我慢しましょう?」 

穂乃果
「うん」 

穂乃果
「そうだね、今日は
 もう仕方ないってことで…」 

やっと立ち直ったと思った
穂乃果の目がキラキラ光だす 

穂乃果
「このあと、
 穂乃果と寄り道する人ー!」 

さっきまでのイライラ顔が
嘘のように笑顔になる穂乃果

12 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 23:01:05.80 ID:xNVIRxRoo

結局、全員が寄り道に
参加することとなり 

穂乃果
「ふぁみれす~♪
 ふぁみれす~♪」 

絵里
「穂乃果、
 浮かれすぎじゃない?」 

「馬鹿みたいだよ?」 

にこ
「馬鹿なのよ」 

穂乃果
「なっ!」 

穂乃果
「別にいいじゃん!
 楽しいんだから!」 

真姫
「ファミレスに
 行くだけじゃない」 

穂乃果
「楽しいじゃん!ファミレス!」 

穂乃果
「美味しいご飯食べたり~」 

穂乃果
「ドリンクバー混ぜて飲んだり~」 

花陽
「ドリンクバー混ぜるの!?」 

「コーラとメロンソーダ
 混ぜたら美味しいで~」 

花陽
「そうなの!?」 

「凛は烏龍茶とカルピス!」

ことり
「うわぁ…飲みたくないなぁ」 

にこ
「それならにこは
 コーラとオレンジね」 

絵里
「それも合わなそう…」 

13 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 23:02:24.38 ID:xNVIRxRoo

穂乃果
「じゃあね!
 じゃあねぇ穂乃果は…」 

穂乃果
「お水とコーラ!」 

ことり
「薄くなって
 一番美味しくなさそう…」 

海未
「美味しく無いジュースを
 作ってどうするんですか!」 

海未
「というか飲み物で
 遊んじゃいけません!」 

穂乃果
「あはは、冗談冗談」 

そんな、
他愛もない会話をしている間に
ファミレスに到着し… 

皆でご飯食べました 

穂乃果は
本当に水とコーラを混ぜ…
泣きながら口に流し込んでいました 

穂乃果
「ふぁぁ!美味しかった!」 

「穂乃果ちゃん、
 食べ過ぎにゃー」 

絵里
「凛も人の事
 言えないでしょう?」 

花陽
「メニューにラーメンを
 見つけて追加で食べてたし」 

「ラーメンは別腹にゃ!」 

ことり
「ええー!?」 

「でも、よく締めの
 ラーメンっていうやん?」 

にこ
「ラーメンってメインでしょ」 

真姫
「普通そんなに
 入らないわよね」 

14 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 23:05:21.12 ID:xNVIRxRoo

「そこは凛の胃袋が
 活躍するんだよ」 

海未
「太りますよ?」 

「それは言わない
 約束にゃー…」 

穂乃果
「あははは!」 

いつの間にか私達も
軽口も叩ける
間柄になっていました 

その後 

穂乃果は
まだ帰りたくないらしく、
とりあえず
近くの公園まで行くことに 

真姫
「いやだ、地面が
 ぐちゃぐちゃじゃない!」 

「そりゃそうにゃ、
 さっきまで雨が
 降ってたんだから」 

穂乃果
「うわー!
 ブランコにスッゴい大きい
 水溜まりが!」 

穂乃果
「絵里ちゃん!乗ろう!」

グッ 

絵里
「はぁ!?」 

穂乃果
「落ちたらびしょびしょだよー」 

絵里
「なっ!なっ!」 

「落ちんようにね」 

絵里、可哀想に… 

まあ希が近くにいるので
大丈夫でしょう 

15 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 23:06:11.61 ID:xNVIRxRoo

花陽
「ねぇ、
 みてみてカタツムリ」 

ことり
「本当だ!かわいいね」 

花陽
「さわれる?」 

ことり
「さわれない…」 

にこ
「可愛いと思うなら
 さわりなさいよ」 

ことり
「でもヌルヌルしてるし…」 

皆が思い思いに遊ぶ中…突然 

ぽつぽつと 

穂乃果
「うわっ!雨だ!」 

「またぁ!?」 

海未
「強くなりそうですね」 

海未
「あそこのベンチの屋根に
 移動しましょう」 

「そうやね」 

16 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 23:07:43.49 ID:xNVIRxRoo

雨はその強さにも
関わらず降り続けました 

ザァァァァァァァ 

穂乃果
「はぁ…早くやめー!」 

にこ
「最近多いわよね、
 ゲリラ豪雨ってやつ?」 

真姫
「異常気象ね」 

雨が止むまで、
たくさん話をしました 

穂乃果の妹の雪穂の話 

絵里がいたロシアの話 

凛の最近行った
美味しいラーメン屋さんの
話など 

どれも本当に
他愛もない話で…
でも皆楽しそうで 

私も口が勝手に
動いてしまって、
普段言えないことも
たくさん言ってしまいました…
今思えば
恥ずかしい事も言ったかも 

17 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 23:09:11.33 ID:xNVIRxRoo

海未「…」 

そしてしばらくの沈黙… 

皆、雨音に
耳を傾けているようで… 

その時 

私はふいに
こんなことを思いました 

今ここで、このメンバーで、
こうして一つの音に
耳を傾けていること 

三ヶ月前… 

三ヶ月前の私は
この事を予想出来たでしょうか 

三ヶ月前は
名前も知らなかった人達ばかり 

そう考えると 

私は今ここでこうしている事が
奇跡に思えて仕方なかった 

すると、
言い様のない感情が
押し寄せて来て… 

いつの間にか
涙を流していました 

穂乃果
「海未ちゃん!?」 

「な、なんで泣いてるん?」 

海未
「な、なんでも…ないですよ」

ニコッ 

絵里
「何でも無くないわよ!
 急に泣き出すなんて…」 

海未
「雨音はダメですね…
 どうしても
 センチメンタルな気分に…」 

「センチメンタル?」 

海未
「ええ…
 今、ここで出会えた事…」 

海未
「それが奇跡だと思えて…」 

花陽
「?」 

余計な事を
言ってしまいました…
平然を取り繕わなければ… 

海未
「…少し情緒が
 不安定に
 なってしまっただけです」 

海未
「何も心配はいりませんよ」 

にこ
「なら、いいんだけど…」 

穂乃果
「…」 

18 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 23:10:38.86 ID:xNVIRxRoo

すると、
穂乃果の目がギラギラ光って… 

穂乃果「海未ちゃん!」 

海未「?」 

海未「何ですか?」 

穂乃果「いこ!」グイッ 

海未「あっ!何を!」 

私はどしゃ降りの中、引っ張りだされました 

もう一瞬のうちにびしょびしょになって 

ザァァァァァァァ 

海未
「ちょ!穂乃果!
 何するんですか!」 

穂乃果
「気持ちいいでしょー!?」 

19VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 23:12:02.06 ID:xNVIRxRoo

海未
「気持ちいい!?」 

海未
「びしょびしょじゃ
 ないですか!」 

穂乃果
「そんなのどうでもいいよ!」 

海未
「どうでもいい!?」 

穂乃果
「うん!どうでもいい!」 

穂乃果
「服がびしょびしょだとか、
 風邪引いちゃうかもとか!」 

穂乃果
「そんなの一時間後の
 自分に丸投げしちゃえ!」 

海未
「え…?」 

穂乃果
「今ここに皆でいるのが
 奇跡なんでしょ!」 

穂乃果
「じゃあ
 この奇跡を楽しもう!」 

穂乃果
「後の事なんて考えないで!」 

シャワーのような雨の中響く
穂乃果の言葉を聞いて 

すべてが
どうでもよくなりました 

穂乃果
「おーい!皆もおいでー!」 

真姫
「なっ!馬鹿じゃないの!?」 

穂乃果
「ことりちゃーん!」 

ことり
「穂乃果ちゃーん!
 いっくよー!」 

ことりまでもが
雨の中に飛び込んで… 

穂乃果
「凛ちゃーん!」 

「合点にゃ!」 

「真姫ちゃん!
 かよちん!いくよー!」 

20 :VIPにかわりまして :2014/06/07(土) 23:17:12.82 ID:xNVIRxRoo

真姫
「ひっ!」 

花陽
「誰か助けてー!」 

穂乃果
「希ちゃん!」 

「わかってるで!」 

「えりち!にこっち!」 

絵里
「いくわよー!」 

「おお!ノリノリやん!」 

絵里
「私もこの時を楽しむのよ!」 

「にこっち」

ガシッ 

にこ
「ひぃぃぃ!」 

小さい子供に戻ったように
雨の中遊ぶ私達 

嫌がってたにこや真姫達も
いつの間にか笑顔で
遊んでました 

ぐちゃぐちゃの
ドロドロになった
ワイシャツとスカートの事は
誰も気にしません 

きっと
お母様に叱られるでしょうね 

でも…
そんなことは
一時間後の私に丸投げです! 

何故だかそれが
今は許される気がしました 

後の事なんて考えてられない。
今の事を全力で楽しむ。 

この事を人は
青春と呼ぶのでしょうか


おわり

ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402148698/l50


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この記事のコメント(2 件)

  1. チン毛ソリアーノ より:

    パクライブ(笑)

  2. 名無しのラブライバー より:

    青春やな~ (屮°□°)屮に目湯の湯女手湯飲めぬとはのや花湯棚やな夢な湯練りな

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